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こんにちは!
こちらは、さきしたせんむ先生の作品【成長痛】レビュー記事です。
この作品は、孤独だった攻めと、彼を支え続けた受けの優しさが、やがて歪んだ形で返ってきてしまう物語。
受けにとっては大切な親友。でも攻めにとっては、それ以上の存在だった…
そのすれ違いが明らかになったとき、二人の関係は取り返しのつかない方向へと転がり出します。
痛みと執着が絡み合う、かなり刺激強めの作品です。
表題作は282ページ中176ページ&after story7ページ
*以下、ネタバレを多く含んでいます
【成長痛】2人の関係性と様々なポイント
カップリング
攻め:逢野江 妄(みだり)
高校生
背高 黒髪
寡黙 ヤンデレ 執着 一途
受け:鹿島 亮平
高校生 攻めの同級生
小柄を気にしている
明るい ほだされ
【成長痛】刺さる読者層
ダークな作品好き
痛い描写好き
攻めの一方通行愛好き(片思い)
可哀想な受け好き
拘束好き
ハピエンじゃなくてもいい
読む前に知っておきたいポイント
話の展開が暗いです。最後はハピエン風ですが、そう感じない人もいると思います。
受けが肉体的に痛めつけられる描写あります。
拘束、軟禁描写あります。
攻めお口ご奉仕ありです。
表題作以外の2編はホラー入ってます。
【成長痛】あらすじ、ネタバレちょっと
小学生の頃からの幼馴染である、妄(攻め)と亮平(受け)
昔から大人びていた攻めは、同級生たちと上手く馴染めず、更に家庭でも両親の仲は冷え切っており、彼に向けられる関心はほとんどない。
心も体もひとりぼっちのまま、攻めは静かに孤独に抱えていた。さらに追い打ちをかけるように、成長痛という逃げ場のない苦痛に悩まされていたが、それを誰にも打ち明けることはできなかった。
そんな彼の異変に、ただ一人だけ気づいた存在がいた。それが、同じクラスの受けだった。
無邪気で人懐っこい受けは、攻めの痛みに手を伸ばし、何も言わずそばに寄り添ってくれた。痛みがひどい日には、当たり前のように体を気遣い、マッサージをしてくれる。そのぬくもりは、攻めにとって初めて触れた「自分を見てくれる誰か」だった。
それから時は流れ、高校生になった今でも、二人の距離は変わらない。
バスケ部に所属し、明るく友人にも恵まれている受けは、誰からも好かれる人気者。しかしその中心にいながらも、彼は誰よりも攻めを優先し、変わらず隣にいてくれる。
どんな時でも自分を選び続けてくれるその姿に、攻めはいつしか確信していた…自分は受けにとって特別な存在なのだと。いや、それどころか、自分たちはすでに恋人同士なのだと、当然のように思い込んでいた。
だが、その認識はあまりにも一方的なものだった。
受けにとって攻めは、あくまで「大切な幼馴染であり親友」それ以上でもそれ以下でもない。
そんなある日、決定的な光景を目にしてしまう。
受けが、女子に作ってもらったお弁当を嬉しそうに食べている姿。さらに、その女子とキスまで…
その一瞬で、攻めの中に築かれていた世界は音もなく崩れ落ちた。
自分だけを見ているはずだった受けが、他の誰かに笑いかけ、触れている。その事実は、これまで押し殺してきた孤独や渇望を一気に暴き出す引き金となる。
そしてついに、攻めの中で何かが決壊する。
長い時間をかけて積み上げられた「歪んだ愛情」と「独占欲」は、もはや後戻りできないほど膨れ上がり、確実に破裂の時を迎えようとしていたのです。
【成長痛】見どころ、感想
見どころはなんといっても攻めの振り切ったヤンデレ感と、そこから雪崩れ込む無理矢理展開の破壊力です。
普段、攻めは一人でいる時にイヤホンをしているのですが、最初はただ音楽を聴いているだけだと思ってたんですが…実は受けのスマホに仕掛けた盗聴アプリで、自分といない時間の受けの声や生活音を、すべて拾っているのです。さらに、ほぼ一人暮らし状態の攻めの家には受けが頻繁に泊まりに来るのをいいことに、部屋の中でも盗撮。
挙げ句の果てには、受けが脱いだ洗濯前の下着の匂いを嗅ぎながら一人で処理するほどの執着ぶり!
ここまでくると、愛というより侵食ですよね。読んでて心拍数が狂います。
そして決定打が、受けと女子のキスを目撃してしまうシーン…
「恋人同士である」という歪んだ前提で生きていた攻めにとって、それは裏切り以外の何物でもなく、完全に臨界点を突破してしまいます。
そこからの展開は容赦ない! 受けを痛めつけ、縛り、逃げ場を奪い、さらに口で無理矢理快感を与える描写はかなり過激。特にむしゃぶりつくような舌の感じが生々しくてエグいです…。
そして挿入の瞬間の攻めの表情も、「やっと手に入れた」という歪んだ達成感に満ちた顔が、ヤンデレ丸出しでヤバイ!
この作品を「無理矢理カテゴリー」に入れちゃった。
ヤンデレ攻めだけど、ヤンデレである前に、まず暴力的なまでの支配と強制の印象が強烈に残るんですよね。
攻めとの体格差も相まって、押さえつけられた受けは抗う術を持たず、その最中に漏れる慟哭がまた痛々しく、胸に重くのしかかってきます…。
けれど、この関係性がただの支配で終わらないのが、この作品のもう一つの核。
もともと、攻めを支えてきたのは受けのほうでした。孤独だった攻めに寄り添い、世話を焼き続けてきた時間があるからこそ、受けにとって攻めは「怖い存在」だけではなく、「放っておけない、愛しい存在」でもある。
本来の攻めがどれだけ優しく、不器用なのかを知っているからこそ、その歪みきった愛情すら切り捨てきれない。
受けは、攻めに軟禁されて囲われながらも過去の想い出がよぎり、攻めに心を侵食されていくのです。
最後、受けは行動を起こしますが、もう攻めの存在は何にも代えられないほど大きくなっているのです。
最後は共依存的関係になっている感じを受けます。
他2作品
ほねとかわがはなれるおと
探偵(オジ)×大学生(美人)
受けが、攻めの勤める探偵事務所にとある依頼をしてきて攻めがそれを受けることになったことから始まるお話。
受けは色情魔みたいなのに体をのっとられていて、攻めは受けを邪な目で見ていたために、次の宿主にされるホラーBL。
エロはエロいです。
バッドエンドです。
38ページ
mouth to mouse
大学生×高校生。
ヤングケアラーがテーマの重い作品で悲しく切ないです。
メリバです。エロはなし。
48ページ
【成長痛】が読める電子書籍
以下の電子書籍で配信されています。
🔒❤️🔥この作品のような、強引で逃げ場のない無理矢理BLをもっと知りたい方へ
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まとめ
やっぱ攻めはこれくらい一途じゃないと

