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こんにちは！
こちらは、樋口美沙緒先生の作品、小説版【愛の蜜に酔え！】のレビュー記事です
いつもはコミックスのレビューをしてる私ですが、今日は本当に好きな作品でどうしてもレビューしたかったので小説ですがレビューいたします
私は健気で可哀想な受けの子に目がないので、この作品は本当に好みドンピシャでして…
本当に何回も読み返してるほど好きな作品なんです…
小説版【愛の蜜に酔え！】カップリング
攻め:有賀綾人
・クロオオアリの特性 皆が憧れるハイスペな先輩
・イケメン 背高
・本当は凄く優しい 一途 執着
・ドラマCDのCVは小野友樹
受け:黒木里久
・クロシジミチョウの特性 攻めの後輩
・可愛い 小さい
・体が弱い 健気 一途
・ドラマCDのCVは村瀬歩
小説版【愛の蜜に酔え！】あらすじ、出だしはこんな感じ
＊多少ネタバレしてます
虫の特性を人間が受け継いでいる世界が舞台
絶滅危惧種・クロシジミチョウの特性を受け継いでいる里久(受け)は、9歳まで施設で暮らしていた
そこへクロオオアリの女王ががやってきて、里久はクロオオアリ一族である有賀家に引き取られる
クロシジミの幼少期はクロオオアリに育てられるのが普通で、クロシジミはクロオオアリに蟻酸という液体を貰わないと生きていけないのです
そうして資産家一族である有賀家にやってきた里久
有賀家には里久より２つ年上の綾人(攻め)という男子がいた
綾人は有賀家の次期当主となるべく育てられてる子で、優しく聡明でイケメンだった
綾人は里久と暮らし始めてからずっと里久を可愛がってくれ、凄く大事にしてくれた
それはもう、学校から帰ってくるなりすぐ里久のところへやってきて抱きしめたりするほどの溺愛具合で
がしかし、高校生になって綾人は学校の寮に入ってしまい会えなくなる
里久は大好きな綾人を想って手紙を書きます
しかし…綾人から「俺は次期当主になる男だからもうお前とは会わない」という手紙が里久の元へ届きます
それを見て何がなんだか分からない里久
そうして…綾人に突き放されたにも関わらず、彼を好きな気持ちを抱えたまま里久は有賀家で3年間過ごしてきた
そんなある日、有賀家の女王(綾人の母)から、「綾人がとある病気になってしまったから、おまえが助けてこい」と里久は言われる
それはクロシジミである里久にしか治せない病気だと
そうして里久は、綾人と同じ学校へ入学し、彼と同じ寮で暮らすことになる
が…
小説版【愛の蜜に酔え！】その後の展開と見どころ
綾人と3年ぶりに再会した里久ですが、里久は綾人からメチャクチャ冷たい態度を取られます
やはりあの手紙は何かの間違いではなかったんだと、改めて思い知る里久
更に、小さくて弱い里久は他の生徒たちからのイジメの対象になってしまう
しかも里久を性的な目で見る輩もいて
そんな中、里久は綾人がかかってしまった病(実際には病ではない)を治すべく、綾人に自分の体液を与えなければならない
その体液というのは乳首から出る甘露というミルクみたいなやつで、イカないと出ないんです
更に里久はクロオオアリの蟻酸(体液)を貰わないと死んでしまうので(今までは女王から血液をもらって注射していた)綾人から体液をもらう
つまり定期的に2人はセックスをしないといけないことになります
これが本当に里久が可哀想で…
冷たく、顔を枕に押し付けられてバックから挿入される里久ですが…
綾人に「こっちを見るな！」とか言われたり
でもね！綾人の「こっち見るな」は苦しそうなんですよ…
里久の顔を見ると、可愛くて愛しくて…という気持ちが溢れちゃうからなんですよね…
綾人が里久に冷たい態度をとっているのは、彼が多大なる誤解をしているからであり、里久のことを愛している気持ちは全く変わってないんですよ…
誤解はしていながらも、里久が他の生徒にヤラれないように先回りして守ってくれたり、途中途中で愛情が見えるところに少し救われるんです
そして、里久が健気で一途すぎるところもまた切ない要因…
里久は、綾人からどんなに辛く当たられようとも冷たくされようとも彼の事が大好きなんです
冷たくされてショックで泣いたり落ち込んだりしますが、大好きな彼のためになるならと支えようとするんですよ…
それが本当に健気で…
綾人に恋人の気配が見えようとも、自分が輩の先輩から犯されようとも耐える里久
そして決定的な事件が起き…
そこは本当に辛いですが、最後はハッピーエンドですので…
縋って縋っていた受けを、これでもかと突き放した自分を、攻めが猛烈に反省してこれでもかと溺愛する日がやってきますので！
まだ読んだことない人はそこを楽しみに読んでほしいです♡
小説版【愛の蜜に酔え！】が読める電子書籍
以下の電子書籍で配信されています
＊小説です！ コミックではありません
まとめ
小説も良いよ！