【VOID】ネタバレ、感想 座裏屋蘭丸 殿堂入りの名作を初読み!結果号泣

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こんにちは!

今日は電子書籍各社で殿堂入りしている名作、座裏屋蘭丸先生の【VOID】を読んだのでレビューしようと思います!

やっぱり評価が高い作品だけあってすっごく良かったです!

世界観が独特なんですが入っていきやすく、設定も難しくなくて、読みやすいのに没入できます!

てか、受けの子が健気すぎて泣けた…。

切なさ、純愛にメッチャ泣けるし、読後は幸せな気持ちに浸れます!

川原慶久さん×阿部敦さんでドラマCDも発売されています!♡

 

 

 

目次

【VOID】あらすじ、出だしはこんな感じ

 

 

 

*多少ネタバレしてます

 

1 人と同じ寿命を持つ有機体・ヒューマノイドの保護局で以前働いていたマキ(攻め)の元に、元同僚が誕生日プレゼントと称して1体のヒューマノイドを送ってきた。

2 そのヒューマノイドの名前はアラタ(受け)。アラタはマキの死んだ恋人・レンの容姿と記憶の一部をコピーされていた。

アラタは、男性専用愛玩タイプとして無許可に製造販売を続けていた会社から押収されたヒューマノイド。

更にはすりこみという機能が付いていて、最初に見た人に心身共に依存するように作られていました。

目が覚めたアラタは、最初に見たマキに対して「ごめんなさい」という意味深な言葉を発し…。

ちょっとここで待っててと言われたにも関わらず、マキから離れたくないみたいにずっと後をついてくるアラタがヒナのようでホントに可愛い!

しかしマキはアラタがいるのが迷惑だというように、「お前の身の振り方は考えてる」と言います。

というのも、マキは死んだ恋人であるレンに恨みのような感情を持っているから。

しかし、それを聞いたアラタは「ここにいたい」と…。産まれたばかりでマキに対してすりこみもされているアラタにとったらそれは当然。

そんなアラタに対しマキは「なんでもするんだろ」と、いたぶるように抱きます。

縛られてヤラれるアラタがホントに可哀相で…でも愛玩用だから濡れちゃうのメッチャエロい♡

ちゃんと抱いて欲しいというアラタが切なくて思わず涙が出ちゃうところです。

 

 

マキはアラタを通してレンを見ている

 

アラタのモデルになっている、マキの死んだ恋人レン。

マキは彼のことを本気で愛していて、彼の為ならなんでもしてあげていました。

しかしレンは、マキとソックリな2つ違いの兄・ヨシアキのことを好きだったのです。

ヨシアキはレンの上司で、ノンケの既婚者。レンはマキを彼の代わりにしていたのです(酷い)

そしてレンは裏切ったまま死んでしまい…マキの心には永久凍土ができてしまいました。

なので、マキはレンへの復讐をアラタに対してしているのです。

しかしマキがいくら酷い仕打ちをしようとも、次の日になるとアラタは笑ってマキの前に姿を現します。

料理が得意らしく、マキに食事を作ったり…健気。

しかし「何かの役に立ってればここにいれるでしょ?」と聞くアラタを、マキは更に酷く嬲るのですよ(もう可哀相だよー泣。でも萌えるってな感じです♡)

そして電話でアラタを持ってきた同僚に「こんなに楽しい毎日は初めてだよ」というマキのゲスい顔よ!!

でもアラタに「レンって誰?その人と一緒にしないで」と言われたマキは、ハッとし…。

よく考えてみれば、アラタとレンは性格も特技も趣味も全く違う…そのことに気づいたマキ。

そんな時、保護局から【すりこみ機能解除方法】が書かれた紙が届くのです。

 

 

 

自分へのすりこみを解除したらアラタはどう思うのか、と不安を抱くほど、アラタを大事にし始めるマキ

 

アラタのすりこみ解除を選択したマキは、彼にカウンセリングを受けさせるため保護局へ向かいます。

マキから離れるのが不安なアラタの表情に胸キュン。

すりこみ解除をすることを決めた途端、解除したらアラタは家を出ていってしまうんじゃないか、兄に会わせたら…またそっちに惹かれるのだろうかと不安でグルグル考えるマキ。

 

解除日までの数日、2人は家で穏やかな日々を過ごします。

バードハウスを作る!と張り切るアラタが可愛い。下手なアラタを手伝うマキ。

一緒に買い物に行ったり、夕日を見たり…レンとアラタの違いを見つけてはホッとしているマキ。

そして「マキさんの心の中にいるその人が俺だったらいいのに」というアラタにマキは「代わってみるか?」と言い、初めて愛情を持って抱くのです!♡泣ける!!

 

そんなある日、マキの兄・ヨシアキが突然家を訪問してきます。

アラタを見たヨシアキはとても驚き…そして、アラタも彼を見た途端、涙を流します!

それを目の当たりにしたマキはとてもショックな表情で…。

哀しそうなマキの側にずっと寄り添うアラタ。

「お前があんな目で兄貴を見つめるから」というマキ…まるで捨て犬のよう。そしてそんなマキを抱きしめるアラタ。

その夜マキはアラタに、レンに対する気持ち、そしてアラタに対する気持ちを吐露するのです。

そして彼に、「おまえのすりこみを解除したい。お前の俺への気持ちがすりこみだと思うとやるせない…」と…。

もう、最初の頃のゲスいマキに聞かせてやりたいっ!!

そしてマキはアラタに「解除したあともここにいて欲しい。側にいて欲しい」と。

この後の解除のシーンが超見どころです…美しくて切なくて最強に泣けます!!見た事ない人には是非見て欲しい!

 

 

解除しても変わらない心…そして溺愛Hシーンが超見どころ♡

 

レンの死から7年、初めてレンの墓参りに行くマキ。

アラタという存在が出来たことにより、マキはレンへの気持ちに決着をつけることが出来ました。

そして、アラタのすりこみ解除から半年。

マキは会わない期間を置くことで、自分たちの関係を仕切りなおそうとしていました。

そして、いざ迎えに行く日になっても不安で中々行けないマキ。

しかしその時、アラタが家に姿を現し…!

マキが来るのを待てず、自分から帰ってきてしまったアラタ♡ マキの心配は無用でしたね♡

エピローグは超溺愛ラブラブHをいたす2人♡♡

アラタの隅々まで愛し、精液まで飲んじゃうマキの溺愛ぶりが感慨深くて涙…。

挿入しながらの足舐めシーンも激エロでした!!!

 

もう~全体的にホントに良かったです♡

切なくて胸が締め付けられるシーンもあり、その反動で胸が一杯になるエロシーン…。

大満足の読後でした♡ そして何度も読み返すの確定!って感じです!!

Renta!で読む

ブックライブで読む

コミックシーモアで読む

ebookjapanで読む

 

 

 

 

まとめ

いつもありがとうございます♡

暮れと正月はBL読書しまくろう!!

 

 

 

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