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こんにちは
今日は明治カナ子先生の作品【なりました】上下巻を読んでみた感想を綴ります
この作品はもう最初から心を掴まれまくりでした
とにかく主カップルの2人が若いけど魅力的で、関係性も魅力的で、最後まで目が離せなかったです。
だんだんキュンが迫ってきて大変【なりました】あらすじ、ネタバレ有
*多少ネタバレしてます
1 中性的で天然美人な蘭(受け)と、皆の中心的存在でモテモテなムロ(攻め)。2人は同級生で仲が良い。
2 ある中2の冬、蘭はムロが男子とキスしているところを見てしまう。
3 モテモテ最高潮で調子に乗ってるムロは、蘭がまだキス未経験ということを聞き、蘭にキスをする。
といった出だしで始まります!
蘭は「キモいことすんな!」と怒りますが、ムロは無邪気な態度です。
ムロは無邪気だし、蘭も幼さが残ってるし不思議ちゃんな感じで、中2の頃の2人はまだまだ親友の域という感じです。
しかし蘭は、ムロの男とのキスシーンを見たことから、ある意味意識しちゃったことが読み取れます。
2人の関係は上下巻を通してだんだん変化していくんですが、その過程が面白くて、2人がどうなるんだろ!?とメチャメチャ気になって、読みだしたら止まれないのでご注意。
思春期&成長期の心の変化やそれぞれの出来事に注目!
2人は上下巻で中2から大学まで成長するんですが、中2の時と留学から帰ってきた高3とで、ムロがメチャクチャ成長してて男らしくなってて、全然変わらない蘭との対比が萌えます!
ムロは蘭のことをずっと好きだったっていうのがお話のポイントというか、萌えどころだと思います。
蘭は容姿に恵まれている故に、悪気なく周りの苦労に気づきません。
それが天然な性格を作っていて、とても魅力的で可愛いんです。なんか、不思議に前向きというか。
高校の先輩に言いくるめられてHしちゃったり、流されやすさもあり。(え!ホントにしちゃうの?)と、衝撃的でした。
そういえば、蘭がアンコ作ってるのをみて、美味しそうで食べたくなった!
蘭と、モデルのお姉さんとのエピソードも良かった!
可愛すぎる蘭のせいで不遇なお姉さんでしたが、逞しくて好きでした。
対するムロは、中学生の時は明るく背も蘭と同じくらいだったのに、留学から帰ってきたら大分背が伸びていて、雰囲気も大人っぽくなり、陰を纏っている感じになります。
彼に陰が出来たのは、家族や恋愛のせい。
彼の家族が酷くてムロが可哀想でした。そして恋愛も上手くいかず、愛に飢えているのがわかる。
ムロはモテるので付き合ったりする人数も多く、彼女もいたりしてます。しかしゲイよりで、本命は蘭なのです。
そしてそんなムロを、素直で、不思議と明るい蘭のパワーが癒やしていく、というか、ムロには蘭が必要だったのです。
そういえば、ムロの留学先だったオーストラリアの霊能者とか出てきて、2人にいいアシストしてくれたり、オカルトっぽい雰囲気もありました。
最期はお互いを好きな気持ちが溢れ出ちゃってる2人が可愛かったし、興奮して足の骨を折りそうになりました。
少ないけどHシーンも良かった!!蘭がクソ可愛かったです!!
まとめ
明治カナ子先生の本は初読みだったんですが、これを機にもっと読んでみたいです。
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