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こんにちは
今日は夏の終わりを後味よく締めくくってくれる作品【君は夏のなか】をレビューします
高校生同士の切なくキュンとする夏の恋を描いたお話で、このカップルが本当に清いんですよ
清くて眩しくて、読むともう一回青春したくなる、そんな作品です
【君は夏のなか】のストーリーを簡単に
*多少ネタバレしてます。
1 高校生の戸田渉は、学年一のイケメンモテ男・佐伯千晴と仲が良い。
2 2人は映画という共通の趣味があり仲良くなった。
3 ある日、映画を観た帰りいつものように語り合っていると、渉は佐伯に告白される。
4 佐伯は「自分のことを好きになってくれなくてもよい」という。
5 そして渉は、佐伯から、夏休みに聖地巡礼に行こうと誘われる。
というようなストーリーです。
佐伯は大人な雰囲気のイケメンで女子にモテモテで、いつも告白されてるんですが、「好きな人がいるから」という理由で断っています。
そしてその「好きな人」というのは誰なのか、女子達は疑問に思っています。読者には渉だろっていうのが分かるんですが
案の定、佐伯は渉に告白をします。そして自分を見てくれなくてもいいというんですが…
佐伯は渉に、夏休み一緒に映画の聖地巡礼に行こうと誘い、渉もOKを出します。
そうして一緒に過ごすうちに、渉は佐伯のことをドンドン意識しだします
この聖地巡礼の場面が本当に綺麗で素敵です!風景描写や2人の空気感が美しくて、映画でも見ているかのよう
その後は急な展開があり、切なさとキュンキュンが待ち受けています。
2人共魅力的!高校生っていいね…【君は夏のなか】キャラクターと見どころ、感想
佐伯千晴
実はこの作品、エロがありません。でも、攻めっぽいのは佐伯の方!
佐伯は落ち着いた感じで、女子にモテモテ。でも渉のことが好きなので、ずっと告白を断っています。
そんな一見イケてる彼ですが、実は一人でグジグジ悩んでしまう性格な感じ。
実は渉と出会ったのは彼らがまだ幼い日のことで、その時から佐伯は渉をずっと想い続けてきました。
そして友達になれて、一緒にずっといたいので告白出来なかったんだけど、ついに告白。
しかし夏休みに想い出をつくり、渉に何も言わずに勝手に転校してしまいます。
これには渉が怒るのも無理ないですよね。「勝手に終わらせるなー!」です。
でもね、渉に来た手紙を見たらもう…泣けます。許しちゃいますね。
攻めっぽいのは佐伯だけど、精神的には、渉に引っ張って行ってもらってる!!
戸田渉
強気で男前な子です。
佐伯に突然告白され、段々彼を意識するようになっていきます。そして佐伯に何も伝えられず転校されショックを受けます(当たり前)これは可哀想でしたね。渉はすでに佐伯を好きになっていたというのに…。
しかし黙って諦める渉じゃなかった!佐伯からの手紙の消印から居場所を割り出し探しにいくという!すごく行動力がある。
そして、2人で行けなかった聖地での再会に胸が熱くなりましたね。
渉が佐伯を探しに行かなかったら、2人は終わってたと思います。
とにかくドラマチックで切なくて爽やかな、後味の良い作品です。
エロなしかあ!と残念がる人もいるとは思いますが、エロがなくても十分すぎるくらい満たされると思います。
2人の番外編バージョンも電子で出ています
本編後からの2人と、佐伯が渉を見つけてから声をかけるまでの様子が描かれたものの二篇が収録されていますので、そちらも是非
まとめ
夏の終わりの締めくくりに、爽やかに感動できる一冊です!
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