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こんにちは!
こちらは、樋口美沙緒先生の小説【愛の在り処をさがせ!】のレビュー記事です
不憫受け大好物な私の大好きな虫シリーズ作品!
こちらの作品の受けもメチャクチャ不憫で、攻めは俺様でもうホントに大好物展開で最高でした…
攻めが受けへの愛に覚醒したあとがもう最高なんだ…だから辛い場面は前菜なんです
小説【愛の在り処をさがせ!】カップリング
攻め:シモン
・グーティサファイアオーナメンタルタランチュラ ケルドア国の大公 26歳
・クール系イケメン ガタイ良し
・俺様 クズ(最初) 一途
受け:葵
・性モザイクのナミアゲハ 19歳
・華奢 オッドアイ 可愛い
・健気 一途 愛情深い
小説【愛の在り処をさがせ!】あらすじ、出だしはこんな感じ
*多少ネタバレしてます
人間が虫の特性を受け継いだ世界
ナミアゲハ出身の葵(受け)は19歳
ナミアゲハはハイクラスだが、彼は性モザイク(男だけど子供が産める)という特殊な産まれのため、体がとても弱く華奢で、短命と言われている
葵の実家は金持ちだったが、母親は忙しく、他にも沢山の兄弟たちがいたため葵はいてもいなくても同じような存在だった
学校もハイクラス出身者ばかりで、病弱で小さな葵は浮いていた
家にも学校にも居場所のない葵…
更に寿命も短いらしい自分の存在意義をいつも考えていた彼
そんなある時、ケルドアという国の大公が、性モザイクで子供の産める相手を探しているという情報を知る(性モザイクは上位種側の起源種の血を継ぐ子供を産むから)
それは性モザイクにしかできないこと
もし自分がこれを成し遂げることが出来たなら、自分の産まれてきた意味、存在意義を感じることが出来ると葵は考えた
そうして日本を離れ、はるか遠くのケルドアにやってきた葵
そして葵は、大公であるシモン(攻め)と出会う
年上のシモンは圧倒的支配者の空気を纏っていて、葵はとても緊張した
が、彼といい関係を築けたら…と思っていた
がしかし、受けは攻めから超冷たく接せられる…
受けは少しだけ、「もしかしたら彼は自分を愛してくれるかもしれない」と思っていたが、攻めは冷たく「2年間で子供が出来たかったらおまえは用無し」みたいなことを言ってきた
更に「おまえは子供を産む道具」とも…
ここを読んだ私「オイ攻めよ…自分の言ったことを覚えておくがいい…受けのことを愛するようになった時に死ぬほど後悔するがいい…」
更に、そっちが来てほしいと言っていたにも関わらず、受けは攻めの住むお城で超酷い扱いを受けます
ケルドアの人たちは排他的で、自分たち以外の種族全てを見下しているので、受けは使用人たちからも疎まれてしまう
更に更に、攻めの母親(国の女王なんだけど)がもう…凄い鬼畜で、受けは毎日酷い言葉を浴びせられ続ける
とにかく受けは、少しの夢と愛を見い出そうと思ってケルドアに来たにもかかわらず、本当に可哀想で悲惨な目に合うんです
攻めはセックスの時も義務的だし
小説【愛の在り処をさがせ!】その後の展開と見どころ
しかしそんなある日、攻めに弟がいることを知る受け
その子は純血でなかったため、その国ではぞんざいに扱われていたのですが、唯一攻めだけはその子に優しくて、よく面倒を見ていた
攻めにも人を愛する心はあるんだ…と、受けはそのことに希望を見い出そうとする
そうして受けは、無視され続けても攻めと交流しようと頑張る
そして攻めは、受けから愛を沢山与えられ、受けを愛おしいと思うようになっていく…
がしかし
そんなある日、受けは攻めの母親である女王に、崖から落とされそうになります
間一髪で攻めが助けに来てくれてどうにか助かりますが、なんとその後突然、受けは攻めから「契約は打ち切りだ」と言われケルドアから追い出されてしまう…
受けは攻めのことを好きになっていたので、「我儘とか言わないから、攻めが他の誰かと結婚してもいいから側にいたい!」と泣きながら訴えるんですが、攻めは聞き入れてくれなかった
そうして受けは日本へ帰ってくるのですが、数日後体調不良の為検査したところ、攻めの子供を妊娠していることが発覚…
もうね…この後超泣けるので…ご注意
1人で子供を育てることになった受けが…うう〜〜
そして数年後、攻めが仕事で来日することになり…
とにかく、受けがずーっと可哀想で切なくて…という感じが続きますが、最後はハッピーエンドなのでカタルシスが半端ないですよ!
浸りたい作品を探している人は読もう!
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まとめ
ずっと名作!