【雨傘で凌げないほどの恋】世界観に浸って心を震わせたい人は読むべし

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こんにちは!

こちらは、ARUKU先生の作品【雨傘で凌げないほどの恋】のレビュー記事です

凄く美しい表現で、純文学作品を読んでいるかのようなこの作品!

大好きなARUKU先生の世界観にドップリと浸れて最高な時間を過ごせました…

 

 

目次

【雨傘で凌げないほどの恋】カップリング

 

 

 

攻め:天花寺晴人

・ジャーナリスト

・目立つイケメン

・陽キャ 温厚 溺愛 執着 一途

 

 

受け:五映架

・翻訳家 ゲイ

・小柄 可愛い

・不憫 物静か 健気 一途

 

 

【雨傘で凌げないほどの恋】あらすじ、出だしはこんな感じ

 

*多少ネタバレしてます

 

 

シュエニアという、もう地球上から消えてしまった国の言語翻訳家として働いている五映(受け)

この国の言葉を翻訳出来るのは五映だけだが、需要は少なめなので食べていくのには精一杯だ

 

五映には高校生時代におきたとある出来事がトラウマになって今でも残っていた

そのためか、五映は小さなアパートにひっそりと身を潜めるように暮らしていた

 

そんなある日、高校の同窓会が行われることを知った五映は、自分の心の傷を確認するためにそれが行われる会場の近くまで行くことに

すると五映は、この世で一番会いたくなかった同級生である天花寺(攻め)に見つかってしまう

五映は思わず逃げますが、天花寺は追いかけてきて…

その日は逃げきりますが、家の近くで待ち伏せをされたり、冷たい雨が降る中アパートの前で一晩中待たれたり…それはもう凄い執念

そうして受けは、高校時代に攻めから受けた傷と向き合うことになるのです…

 

土下座で謝罪する攻め

受けは冷たく追い返しますが、攻めは持ち前の陽キャ属性を発揮し、おやつを買ってきたり、離婚してきたとまで言い、とにかく受けの家に毎日押しかけてきます

更には、恋人にして欲しい、ダメなら奴隷でもいいからとしつこく…勝手にご飯作ったり、泊まったりして…

 

そしてそんな日々が続くと、それが受けにとって当たり前の日々になっていくのでした…

 

 

【雨傘で凌げないほどの恋】その後の展開と見どころ

 

 

実は受けは高校生時代から攻めに憧れていました

何でもできて、優しくていつでもキラキラと光っていて、皆彼のことが好きだった

受けもそんな眩しい彼のことが好きで好きだった

しかしそんな彼の何気ないひとことが原因で受けの高校時代は地獄でした…

 

そんな、忘れたくても忘れられない攻めが、今になって毎日のように受けの前へ現れ、全世界が敵に回っても味方でいるよと言ってくる

家族にも恵まれていなく、ひとりぼっちの受けにとってそれは孤独を癒す言葉でした

 

毎日のように家へ来て、一緒にいてくれる攻め

そのうち住み着くようになり、一緒にご飯やおやつを食べたり、家の中に秘密基地を作ったり…それはとても幸せで、受けにとって彼はかけがえのない存在になっていきます

 

がしかしね、攻めが受けにとって大事な存在になればなるほど、受けは彼を受け入れることが出来ないと思ってしまいます

それは受けが受けた心の傷が強すぎるトラウマになっているからなんですね〜

 

とにかく、色々書けません!

この作品は読まないと分からないです!断言

先生の言葉の表現が美しくて、読めば切なさが×100になります!

 

受けが翻訳しているシュエニアの昔話がとても綺麗で切なかった…

太陽の鷲の卵を探しにいく狐の話なんですが、それが受けの状況や心情とリンクしていて悲しく、とても心に残りました!

シュエニアという国自体の儚さも受けを現しているような気もしました

 

終盤は、読んでて切なくて切なくて、泣きながら一気読みしてしまいました!

束の間現実を忘れてこの世界観に浸って、読後の充実感は半端なかったです!

最後はハッピーエンドなので、バッドエンド苦手な人も安心して読めますよ♡   

 

 

【雨傘で凌げないほどの恋】が読める電子書籍

 

 

以下の電子書籍で配信されています

 

 

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まとめ

何回も読みます!

 

 

 

 

 

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