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こんにちは!
今日は勇気を出して読んだ作品・おげれつたなか先生の【ハッピー・オブ・ジ・エンド】をレビューしようと思います。
おげれつたなか先生、今まで食わず嫌いで初読みだったんですが…凄かった!マジでアーティスティックな作品でビビりました!
闇や苦しさを抱えた者同士だから分かり合える愛、彼らのバックボーンがあったから関わり合うとこができた2人に、運命を感じましたね!
しかしなんとも感想を書くのが難しかったw
暴力綺麗系イケメン×ヒモクズ美人【ハッピー・オブ・ジ・エンド】あらすじ ネタバレ有
1 千紘(受け)が目を覚ますと、そこはゴミ捨て場だった。何故か顔面血だらけ。回らない頭で何があったのか思い返す。
2 昨日は、今日こそ誰か見つけないと野垂れ死んでしまうと思っていた。そしてバーのようなところで超好みの男を見つけた。
3 この男・ケイト(攻め)とホテルへ行ったまでは良かったが、イイ雰囲気になったところで何故か電マで殴られ気絶してしまい…気づいたらゴミ捨て場へきていた千紘だった。
そんな感じで昨日のことを思い返していたら、いなくなったはずのケイトが戻ってきたんです。そして「生きてた」とか言って顔を覗き込んできた!
そしてそこへケイトの友達がやってきて、千紘は車に乗せられてしまうんです。
もう殺されると思った千紘だったが、なぜかケイトの部屋へ連れてこられ…。
ケイトは千紘が持っているハズの誰かのカードを探していて、それを出せと言ってきました。
でも千紘はそのカードを捨ててしまっていた。それを知ったケイトはもう用なしだから出ていけと。
でも千紘には帰るところがないので、なんだかんだ彼の家に居座りますw
そしてそのまま居つくわけなんですが…。
その同居生活は何故か穏やかそうな感じでした。同居2カ月、セックス込みで上手くやっていたようなので。
孤独な者同士、なんとなく近くにいる、という感じで過ごしてきただろう2人。
千紘の実家に一緒にカメラを取りにいったことで彼の闇を知ったケイト。千紘のクズ元カレの話も聞きます。
千紘の過去を知ったケイトは、慰めるでもわかろうとするでもなく、ただセックスする(ちょっと無理矢理だけど)。事後もなんかちょっと酷い感じなんですが、それで千紘が救われている感じです。
ケイトの過去が凄まじく重い
家族に捨てられ、ゲイの自分はいないものとされていたり、何年も付き合っていた彼氏がある日突然結婚して捨てられたり、千紘の今までの人生はかなり酷く、周りの人に恵まれていなかったのですが、ケイトの歩んできた人生はもっと酷かった!
売春婦の母親に捨てられ、生きる為に売春をしていたケイト。その後、同じオーナーがやっているSMクラブに移行するが、骨を折られたりゲロ吐かされたり結構ひどい。
その後母親と再会するが、薬に溺れていて…しかもケイトは愛を求めてその女に金を渡していたりする。
そりゃ、人生に光はないって思っちゃうのもわかります。
ケイトの顔を見ると闇ってるのが分かるんですよね。イケメンで優しく笑ってるのに、目が闇ってるてか真っ黒なんです。
でもね、千紘といるようになって、いつも無表情なケイトの表情が動いたりするようになるんです。
とにかく、最初は千紘可哀相、って思ってましたが、ケイトも本当に可哀相な子なんだと思いました。
千紘の元カレに嫉妬するケイト
ようやくお互いについて知り合えてきた2人。
そんなある日、千紘は元彼から会いたいというようなメッセージを受け取ります。
自分を捨てて女と結婚して、千紘は相当傷ついているはずなのに、OKの返事を出してしまいます。でもこれは、なんで自分を捨てたのか聞くため(最初の方にもなんで捨てたのか聞けなかったと言っていた)
そんなやり取りを見ていたケイトは千紘を無理やり致してしまいます。それがモノ扱いするようなちょっと酷い抱き方で、千紘は泣いてしまいます。その時ケイトは優しく千紘を抱きしめ…マジで切なくて胸が痛くなりました。
その後会いにいった元彼にちょっと流されそうになった千紘ですが、ケイトがそこへ登場し目が覚めてきっぱりと別れを告げます。
2人だからこそ分かり合える苦しさが辛い…でもちょっとの希望が
この作品、続きがあるようなので、早く読みたい!
この巻の最後はメッチャ凄くて、ううううう~ってなる展開の連続で、映画を観ているようでした!本当に凄かった。
ちょっとの傷に痛みを感じ、生きてることを実感し涙したケイト。光が見えたシーンにこちらも号泣。
それにしても、描写が魅力的でした!特に2人のちょっとした表情がすごく魅力的で、その微妙な変化に心を動かされる。
どうか2人に幸せになって欲しい!
ちなみにエロシーンはメッチャエロいです♡
イラマのシーン心が痛かったけどエロかったな
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まとめ
おげれつたなか先生、もっと読んでみたい!