【ポケットで手をつないで】ネタバレ、感想 純文学とエンタメのいいところを交ぜたかのような凄い作品…

*本ページはアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています
こんにちは!
こちらは日の出ハイム先生の作品【ポケットで手をつないで】のレビュー記事です
すごかった…この作品…
かわいいっぽいBL発見、て感じで気軽に読み始めたんですが、全然違った…
とにかく途中から世界に引き込まれてヤバかった
目次
【ポケットで手をつないで】カップリング
攻め:弓月奏
・名門校に通う高校生
・硬派なイケメン 黒髪
・男らしく、思いやりのある性格
受け:紡木史織
・進学校に通う高校生
・フワフワ系イケメン 色素薄い系
・感受性豊か 優しい 文才がある
【ポケットで手をつないで】あらすじ、出だしはこんな感じ
*多少ネタバレしてます
高校生の奏(攻め)は、通学中のバスの中で出会った1人の男子校生に一目惚れしてしまう
ずっとバス通だったのに、今日始めて見た彼…
彼のいるところだけ光が差していて、まるで天使が舞い降りてきたようだった
次の日も同じバスに乗っていた彼
次の日もその次の日も乗っていた彼だったが、奏は中々話しかけられない
そんな時、本屋でたまたま目についた本を手に取った奏
その本「ポケットで手をつないで」をパラリと捲ると、「世界が変わるのをただ待つな」という文字が飛び込んできた
その言葉に押されるように、奏は次の日彼に話しかけます
しかしかなり不審者のような感じで会話が終わってしまい、彼が降りるバス停に到着…
しかし降りた時、彼は生徒手帳を落として行ってしまい、奏はそれを拾います
そしてその生徒手帳をたよりに彼の学校まで行き、彼に会うことに成功
紡木史織(受け)という名の彼…
奏は史織に会った瞬間「君を好きになってしまった」と告白をします…
一方、自分と同じ男子からそんなことを突然言われた史織は驚きます
しかし「何かを伝えようとした人たちは勇気を出した人たち」なんだと思った史織は、次の日バスの中で奏にお礼を言います
そうして2人の交流はゆっくりと始まってゆく…
途中から違和感がスゴくなっていく
不思議な雰囲気を醸し出す史織
しかし話してみるとすごく可愛らしくて…
史織と接していき、奏は彼の新しい一面を発見し続けます
綺麗だし背も高いし、かなり目立つ史織
近くを通る女子も史織を見ているほど…
一方、奏も結構目立つタイプ
しかし史織は、「ずっとバス通学だった」という奏に「今まで気づかなかった」とかなり驚き…
ちょっとここらへんから、世界がおかしいことに読者は気づき始めます…
そんな中でも2人は交流を深めていきます
改めて「僕は君を好きなんだ」という奏
史織も、真っ直ぐ自分を想ってくれる奏に惹かれていく
もう、手が触れるだけでキュンとしてる2人を見て、こっちもキュンキュン×100しますよ
ポケットの中で手をつないで離したくない2人…
【ポケットで手をつないで】その後の展開と見どころ
そんなある日、2人はデートをすることに
奏は「プラネタリウムに行こう!」と言いますが、史織の記憶でのそのプラネタリウムは数年前に閉鎖されていて…
でも、プラネタリウムはちゃんとやっていて、2人は鑑賞できます
そして帰り際、初めてのキスを…
お互い好きで好きで気持ちが止まらなくなる2人
しかし物語は残酷に傾き始め…
とにかく途中から切なさがこれでもかと押し寄せてきて、涙が止まらなくなりました
お互いを忘れないように刻み込もうと、何時間も激しく交わう2人…(69フェラがエロかった)
そのあと閉鎖したプラネタリウムの外で見た星空が凄くて
このお話、タイムトリップものかと思うでしょ?違うんですよ
でも最後は凄くハッピーエンドです!
その、ハッピーエンドに向かうまでの道筋が希望に溢れていて超感動しました…!
【ポケットで手をつないで】が読める電子書籍
以下の電子書籍で配信されています♡
まとめ
違う世界に行けました…