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こんにちは！
いきなりですが、私は兄弟モノのBLが大好きです。BLはただでさえ禁断だっていうのに、さらに兄弟という禁忌まで！といった背徳感がたまらんです。
しかし兄弟モノって好き嫌いが別れますよね。
今回ご紹介する【拝啓、兄さん様】は実兄弟モノなんですが、BL以前に二人の兄弟としての絆が描かれていて、兄弟モノが苦手という方も心を動かされるお話です。
では私のレビューを書いていきますね！
おすすめ兄弟BL漫画【拝啓、兄さん様】の最高に面白いポイント
1 切なすぎる二人の関係に涙
豊（弟）と稔（兄）は10歳年の離れた兄弟。
稔は、豊がまだ9歳だったある日、一人暮らしをする為に家を出ていき、一度も帰ってきていなかった。
しかし二人は欠かさずに手紙のやり取りをしていました。
豊は兄からの手紙を毎回楽しみにしていて、配達の気配がするとポストにまで見に行っちゃう始末。
二人は一緒に暮らしていた頃からとても仲が良く、豊は本当に稔に懐いていて、稔が家を出ていく時に豊は号泣してしまうほどでした。
8年間一度も会っていなかった二人ですが、ある日稔が帰ってきます。そして二人は一緒に夏を過ごすのですが、二人はブラコンがこうじて、互いに兄弟以上の感情を募らせていってしまうのです。
本当に切ないお話です。もう何回泣いたことか。
豊も稔も、久しぶりに一緒に過ごすうちにお互いに対する想いがどんどん膨らんでいくのですが、親や彼らの周りの大事な人達のことを思うと、兄弟以上の関係になるのはいけないと思うわけです。
そして稔は豊に「兄弟離れをしないか」みたいなことを言うんですが、その時の豊は目に一杯涙を溜めて、「明日からでいい？」と言うんです。そんな豊を見て、こっちが切なすぎて号泣してしまいましたよ。
2 ブラコン過ぎる兄弟
野上稔
豊の兄で26歳。
8年ぶりに実家に帰ってきた。
稔は豊のことが可愛くてしょうがないんだなぁ、というのが読んでてすごくわかります。
しかし今は、昔のまだ子供だった豊ではなく、成長して大人になってきている。
そして稔は豊に対して弟以上の感情を抱えているのも見てとれます。
必死で自分の気持ちと戦っている描写に、もっと葛藤して♡と、S全開な気持ちになることうけあいですよ！
野上豊
稔の弟で16歳。
豊はずっと昔から兄は憧れであり、大好きな存在でした。
8年ぶりに一緒に過ごすことになった夏、豊もまた稔に兄以上の感情を抱いていきます。
豊はまだ子供で純粋なだけに、その葛藤が痛々しくて、可哀想可愛くて抱きしめたくなります！もっと可哀想なことになれ〜という気持ちと幸せになって欲しい気持ちの狭間で楽しめますよ！
3 エロなしなのに色っぽい！
男同士で更に実の兄弟だということもあって、二人は一線を超えるのには相当躊躇しているというか、絶対に超えてはならないと思っています。
なのでエロなシーンはないのですが、色っぽいシーンはあって、萌え度は相当高いと思います！
抱っこはもちろん、おでこにキスや手を舐める等！
特にりんご飴を口移しで食べさせるシーンは、実質キスシーンなので萌え汗が止まらなくなりますよ！
まとめ
拝啓、兄さん様は、夏という季節感からかノスタルジーを感じますし、心に優しく残る作品です！
是非読んでみてね！
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