【放課後のYくん】重い実 ネタバレ、感想 アホなDKが織り成す甘くて青くて切ない作品

こんにちは
こちらは重い実先生の作品【放課後のYくん】のレビュー記事です
男子高校生ならではの性に対する貪欲さと、若さゆえの甘くて切ない恋愛模様が描かれていて、読むといろんな感情が湧き上がる作品なんです!
重い実ワールド炸裂!【放課後のYくん】のあらすじを簡単に解説
*ネタバレしてます
1 吉岡(攻め)と横井(受け)は理系男子校高生。2人とも女の子との触れ合いに興味があるが、現実は程遠い生活を送っている
2 そんなある日、「男と女で唇の柔らかさに違いはない」という考えの元、試しに2人はキスをする
3 その後も2人は勉強会という名の元でキスからその先へと探究心を深めていく。
という感じの出だしです。
吉岡は勉強熱心なんだか、エロに対して貪欲な姿勢で、横井は満更でもなくそれに押されているという感じ
身体の関係が進んでいくにつれて、2人のお互いへの執着心が増していく様に、悶え暴れちゃうこと間違いなしです
そして、エロシーンがホントにエロいし多い
私、重い実先生の描くエロシーンが本当に好きで好きで好きなんですヨ
なんでか、エロシーン中の受けが超絶可愛く見えるんですよね!
あの、気持よさがすごく伝わってくる表情のせいだと思います。攻めの欲情してる様も最高なんですよね
そしてエロの中に切なさが漂っているのもまた良いんです…
ラブラブエロもいいんですが、先生の作品には想いが通じ合っていない両片思いのエロが多い気がします
そしてこの作品もまた重い実先生ならではの切なエロの世界が繰り広げられているんです。
健気受け【放課後のYくん】の面白さは濃いキャラと両片思い設定にあると思う
吉岡はノリで生きている本能型で、横井は冷静な秀才タイプなんですが、その対照的な感じが面白かったです。
吉岡の兄も出てくるんですが、この人もまた面白いんです。
弟想いなんだか分からないんですが、自分の学力より遥か上の高校を目指している弟を心配してか、女装した姿で弟に勉強を教えるという突飛な行動に出たりするんです
で、女装が楽しくなっちゃったのか、必要のなくなった今になってもたまに女装をしいるという。
そしてこれが元で、「吉岡に彼女がいる」と勘違いをしちゃう横井、みたいな展開になっていきます
この、横井が1人で胸を痛めている時が可哀想可愛くて見どころなんだ
彼女がいるにもかかわらず(本当はいない)どんどんエロい行動をエスカレートさせていく吉岡に対して、傷つきながらも了承してしまう横井の健気さと一途さに、胸が剣山でぶっさされているかのように痛くなりましたよ
そして、横井の叔父さんの存在も良かったです
この叔父さんは横井と雰囲気の似た耽美系イケメンなんです…
そして横井はバイトで、一緒に住んでいる叔父さんのヌードモデルをしているんですが
この妖絶系男の前でおもむろに全裸になる横井、という最初の描写がもう
そしてそんな横井のバイト風景を見てしまった吉岡ですが、これが彼の横井に対する執着心に更に火をつけることになるんです
お話は横井目線で進んで行くため、横井が吉岡のことを好きになっていく様が分かり、そして吉岡もまた横井を好きになっていってるだろうな、っていうのも読者には感じ取れるんですが…
甘く青く切ないながらも終始面白ネタが転がっている、そんなこの作品が強烈におすすめです!
まとめ
同級生、健気受け、耽美な雰囲気、執着攻めなどが好きな人は絶対楽しめる作品!
関連記事