【笑う鬼には福きたる】山本小鉄子 ネタバレ、感想 シリアスだけどほのぼのしてて可愛い作品!

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こんにちは!

今日は私の大好きな山本小鉄子先生の作品【笑う鬼には福きたる】をレビューします!

この作品は、受けの子が凄く健気で可愛いんです!

お話はシリアス調ですが、笑っちゃうネタも転がっていて、ほんわかするところもあり、読んでいて飽きないです。

小鉄子先生の作品だから、面白いことには間違いないんですがね!

 

目次

山本小鉄子作品【笑う鬼には福きたる】のストーリーを簡単に

 

 

 

1  怒谷笑(受け)は、長年2人で暮らしきた父親を亡くしたばかりの20歳。

2  父が亡くなってから1週間、笑の元に借金取りがやってきた。聞くと、父はそこから500万の借金をしていたという。

3  しかし、貧しく貯金なんてあるはずもない笑は借金を返せない。

4  それを知った借金取りは、笑をゲイ専門の秘密クラブに売ろうとする。

5  と、そこへ高校の時の同級生・福富稔侍が現れ、自分が笑を買うと言い出す。

 

というような出だしで始まります。

 

笑(えむ)は見かけによらず凄く健気なんです。いかんせんビンボー暮らしが長かったゆえ、食パンにジャムを塗るのが初めてでドキドキしちゃうくだりとか、ベッドで初めて寝るくだりとか、笑っちゃうし可愛いし健気!

それに、ただ健気で可愛いだけじゃないんです。

借金はちゃんと自分の働いた真っ当なお金で返そうとする男気にも溢れていて、私の超好みの受けなんです!

 

攻めの稔侍は、笑が高校を中退せざるを得なくなった、昔のトラブルの相手でした。でもこのトラブル、本当は助けてくれようとしていた稔侍に笑が一方的にムカついて頭突きをくらわしてしまったというワケありなトラブルだったんですね。

そんな稔侍ですが、たまたま再会した笑を気にかけてくれて、自分の家に住まわせてくれます。

稔侍は本当にいい子です!育ちの良さや、お祖父さんから教わったらしい武士道の精神が身についている子です。すごく天然なんだけど。

 

小鉄子先生の作品だけあって、2人の進展はかなり遅いですが、そのじれったさが良いので、じれじれドキドキキュンキュンしながら読んで欲しいです!

 

 

見どころがたくさん!【笑う鬼には福きたる】の萌えどころ解説

 

 

 

1  脇役の魅力

この作品は脇キャラも魅力的な人が多いんです。

まずは稔侍くんのお祖父さん・権造さん。稔侍の武士っぽい言葉遣いも、権造さんの影響っぽいです。

この権造さん、キャラが濃いです。

いきなり稔侍の部屋を訪ねてきたかと思えば、そこにいた笑に「そいつはなんだ」と。そして笑に質問攻め。笑に借金があることを知り、バイトの時給が安いことも知ると、「辞めろ。うちに来い!」と…。そしてまだ話の途中なのに12時を過ぎたからと寝るなど。

そしてこのお祖父ちゃんの斡旋してくる仕事内容が凄い。藁人形の回収とか治験とか。きっと人脈が凄いんでしょうね。

あと、借金取りの久住さんもなかなかいいキャラです。

いつもニコニコしてて、何を考えてるのかわからない優男。笑がどこにいようとも、追跡してきます。

でも、この久住さん、やはりただものじゃないんです。そして笑は久住にピンチを救われたりもします。

脇キャラが濃いのも、小鉄子先生作品の魅力ですよね!

 

 

2  笑の貧乏ネタが面白い!

 

笑の貧乏ネタにはかなり笑わせてもらいました。

2人が一緒に暮らし始めて、稔侍が朝ごはんに食パンとコーヒーを出してくれるんですね。笑はそれに対して、「ごちそうじゃんか…!」って、美味しそうに食パンを食べてました。

「怒谷は朝何食べてるんだ?」と聞いた稔侍に笑「水道の水」

水道の水って!不憫だけど笑っちゃいました!

あとは、おかずがあったら、味噌汁に具をいれてはいけないとか。

可愛いし笑えるし、最高です。

 

 

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まとめ

笑えるし、ほっこりするし、たまに緊張してドキドキするシーンもある、飽きない作品です。

執着攻め、ツンデレ健気受け、同級生ものなどが好きな人は楽しめる作品です。

読んでみてね!

 

 

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