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こんにちは!
こちらは、丹野ちくわぶ先生の作品【宝石の子】のレビュー記事です
丹野ちくわぶ先生の作品を初めて読んだのですが、もうメチャクチャ画が美しい…
画の美しさに惹かれて立ち読みしたのですが、内容も面白くて先が気になりすぎて購入! というか、受けの子に一目惚れしてしまい思わず買っていました♡
一見重そうなお話なのかなと思いきや、重すぎず、切なさはあり、全体的に大満足な作品でした!
【宝石の子】カップリング
攻め:リオウ
・領主の子息
・男前 黒髪
・執着 一途 溺愛 クーデレ
受け:トア
・涙が宝石になる特別な人種 男娼
・美人
・記憶喪失 失明寸前 不憫 健気
【宝石の子】あらすじ、出だしはこんな感じ
*多少ネタバレしてます
夢を見ている…豊かな自然の中で遊ぶ自分、側には満面の笑みで「ルーシャ!」と自分を呼ぶ黒髪の男の子…
目を覚ましたトア(受け)はこれが夢だと気づいた…しかしこれはたびたび見る同じ夢
夢の男の子が誰だかは分からない…トアには昔の記憶がないし、この子が実在している人物なのかもわからない
今いるところは狭いベッドの上
自分の名前はルーシャではなくトアだし、トアはここに住み込みで働いている男娼だ
幼い頃、この娼館に売られてきたトア
それ以来、彼は男相手に体を売ることを強要されている
これがもう酷いんです…トアは「宝石の子」と呼ばれる、流した涙が宝石になる世界でも珍しい特殊な人種なんですが、その涙が見たいゲスな客から暴力行為をされたりしていて…
昨日もお客に殴られ、頬が腫れている状態
しかしトアはそんなことをされているうちに滅多なことでは泣けなくなってしまった
それにより更にひどい目に合わされるという、もう凄く可哀想な子
しかしトアは例の黒髪の男の子の夢を見た時にだけは、なぜだか涙が零れるのです
そんなある日、突然トアに身請けの話がきた
誰から身請けされるのか、どこへ行くのかも分からないまま、トアは馬車に乗せられ運ばれます
着いた先は、なんと西領の領主のお屋敷
なんとトアは領主の息子に身請けされたことが判明したのです
実はだんだんと目が見えなくなってきているトア…いまではほとんど見えない状態
なので身請けされた息子が目の前に姿を現しても見えません
そんな領主の息子はトアに冷たく言い放つ…
「家のしきたりとして、宝石の子を娶らなきゃいけなくなったからお前を身請けしたが、俺がお前を愛することはない(略)」
屋敷内での接触は極力しないとまで言われるトア…
【宝石の子】その後の展開
そんな感じで始まったお屋敷での生活
しかし婚約者が冷たいだけで、トアの身の回りのお世話をしてくれるタオさんは優しいし、ご飯は美味しいし、その他もVIP待遇なので、娼館に比べたらここはとても快適…とトアは思う
一方、ここを急に放り出されたら野垂れ死ぬしかないないだろうなとも思い不安は消えない
そして肝心の領主の息子ですが
彼はリオウ(攻め)という名前で、周りがうるさいから仕方なくたまたま見つけた宝石の子である男娼の受けを娶ったのですが、本当は密かに想っている人がいるんです
それは、幼い頃に会ったっきりの婚約者
家族ぐるみの付き合いだった彼とは、婚約者としてはもちろん親友であり家族でもありかけがえのない存在だった
がしかしある時、彼の一族の屋敷が放火され、彼は死んだとされてしまったのです
でも彼の死体だけ見つかっていないため、攻めは希望を捨てきれず、ずっと婚約者を探しているのですよ
*この先完全なネタバレしてるのでご注意
で! 結論を言うと受け(トア)がその行方不明の婚約者のルーシャです
受けには顔の特徴的な場所にほくろがあるし、攻めが幼い頃にあげた指輪を耳飾りにしているので、受けが屋敷にきた数日後にじっくり対面した時に攻めはすぐに受けがルーシャであることに気づきます
しかし攻めは受けがどんな経緯で記憶を失ったのかが気になるし、自分たちの関係を話したところで受けが精神的に錯乱したら大変だと思い、何も言わないんです
がしかしね!
攻めはずっとずっと焦がれていた愛する受けと再会したもんだから心中はもう大変
その日から毎日受けの部屋を訪れるようになるんですよ
そして、そんな彼に受けは困惑
「おまえを愛することはない」とまで言われたのに何で毎日近くに来るんだろうと
しかも攻めはメッチャ優しいし気遣ってくれるし最初と全く態度が違うし
そして、攻めには別の宝石の子である婚約者候補もいたりして…この当て馬の子が邪魔をしてきたりもして、中々すんなりいかないところもあり
そんな感じで紆余曲折ありますが…ハッピーエンドです
というか、続きがまだ出てるみたい 受けの目も治療することになったし!
で! エロですが、エロもまた良いんだ…
特に最初のエロは、受けが「よくしてくれるご主人様のために自分ができること…」を考えた結果、体を差し出すというなんとも健気なHで切なキュンなんです…
攻めも最初は戸惑ってましたが、我慢できずがっついていました♡
【宝石の子】が読める電子書籍
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まとめ
続きも読みたい!!