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独占欲、執着、メンヘラ、監禁…
甘さと痛みが同居する中毒性たっぷりの「ヤンデレBL」はハマると抜け出せませんよね。
私的にヤンデレといえば攻めが病んでるパターンですが、最近はヤンデレ受けもアツいんです!
さらに、お互いに病み散らかしてる共依存カップリングもあって、もう供給が無限最高
この記事では、ヤンデレBL沼の入り口が見つかる作品を多数紹介しています。
ヤンデレBLとは?
「ヤンデレBL」とは、BL(ボーイズラブ)ジャンルにおいて、登場人物の一方または両方が「ヤンデレ」要素を持つ作品を指します。
ヤンデレの意味
「ヤンデレ」とは「病んでる(ヤン)」と「デレデレ(デレ)」を組み合わせた造語です。
ヤン(病ん): 精神的に不安定で、愛が重すぎたり嫉妬や不安で暴走したりする状態。
デレ(デレデレ): 好きな相手に甘えたり恋愛感情を強く表す様子。
ヤンデレBLの特徴
ヤンデレBL作品では、キャラクターが恋愛感情の高まりから精神的に不安定になり、時に狂気的な行動を取る展開が魅力ですよね!
例えば、激しい独占欲や嫉妬、暴走的な愛情表現がストーリーに緊張感を生み出します。
なぜヤンデレBLが人気なのか?
キャラクターの激しい感情の起伏に惹かれるファンが多いからだと思います。
愛情と狂気が入り混じる独特な恋愛模様が、通常のBL作品とは違う深みを演出します。
ヤンデレBL好きさんは、ドラマティックで心理描写が濃密な物語が好きだからです。
ヤンデレは、「ただの重たい恋愛」ではなく、「純粋な愛が壊れた果ての姿」として、多くの読者に刺さる属性なのです。
BLジャンルでは、キャラの内面を深く掘り下げる作風が多いため、ヤンデレ属性がより映える土壌があります。
ヤンデレBLの定番要素
以下のような特徴を持つキャラが「ヤンデレ」と呼ばれます
- 一途すぎる愛情
- 嫉妬深さ
- 独占欲が強い
- 精神不安定(涙、錯乱、自傷)
- 相手に依存しすぎて暴走
- 時には暴力・監禁・殺人も
私が選んだ【おすすめヤンデレBL漫画リスト】タイプ別

私について
2025年で腐女子歴30年を迎えた腐女子。 若い頃はブックオフで毎日BL本漁りをしていました笑。そして数年のブランクを経て今は電子書籍で年間百数十冊以上を購入する第二期腐女子生活を送っています。今まで読んだBL作品は2000冊以上♡このブログでは、そんな私が長年培ってきた腐女子眼で見たおすすめBL作品を、感想も交えてご紹介しています。
マジヤバイ サイコパス系ヤンデレ攻めおすすめ作品3選
①カラーレシピ(はらだ)…何年も前から受けに目をつけていたヤンデレ攻めが、彼にジワジワと近づき懐柔しようとしたり、強姦したり、他にも色々して精神的に侵食してくるお話。受けはほだされちゃう。
②何でもいいから消えてくれ(ひなこ)…付き合っていたが、別れた後も先輩ヤンデレ攻めがどこまでも受けに付きまとってきて好き好き言ったり脅して強姦してきたりする物語。
③垣根と境内(おまる)…攻めが好きなクラスメイトの受けに催眠術をかけてエロいことをしまくるお話。
ストーカー・監禁型ヤンデレ攻めおすすめ作品3選
①「中陰ノ宮」…権力持ちのヤンデレ攻めが、受けが好きすぎるゆえ監禁したり権力をかさにいうことを聞かせたりする。死んでも輪廻転生して追いかけてきてまた自分のものにしようとするヤバすぎるストーカーヤンデレ攻めと、最終的にはほだされる受けのお話。ラブラブハピエンになるなんて想像つかないお話です。
②「ねぇ真白くん、こっちおいで」(ロジコ)…幼少期から受けに執着してストーカーしていた攻めが、親友のふりをして受けの信頼を得て遂に恋人になることに成功するが、受けに色々バレて逃げられそうになり、拘束監禁する話。
③「インテリ君の恋病」(ヤマヲミ)…連絡の取れなくなった親友の受けのことが好きだった攻め。そんな彼と再会した時、もう逃すまいと攻めは受けをレ〇プして家に監禁しようとする。この攻めは割とソフトなヤンデレ攻めです。
溺愛と紙一重! 愛が重いヤンデレ攻めおすすめ作品3選
①「かわいいきみ」(世迷い/りゆま加奈)…受けは攻めを慕っており、攻めも年下幼馴染の受けがかわいくて好きで仕方ない。両片思いでなんの問題もなさそうだけど、時折見せる攻めの強烈な独占欲と不穏な表情にびくつく受けが最高なヤンデレBL。
②「ピットスポルム」(三上志乃)…ハイスぺイケメンの攻めが、ずっと片思いをしていた同学年の受けと同室になり、更に好きを募らせてゆく。同性愛にトラウマのある攻めだけど、受けを好きな気持ちを止められず病んでいくが受けに救われるお話。
③「泣かせたくてどうしよう」(車谷晴子)…幼い頃から受けのことが好きな攻め。しかも受けの泣き顔にこの上なく興奮する性癖があり、受けを泣かせつつ愛でるヤンデレ攻めと、攻めを敵視してるけど負けちゃう強気な受けが悔し泣きするお話。エロがエロい。
上記の記事詳しくははこちらから👉【2025年版】ヤンデレ攻め・執着攻めBL漫画15選|30作品以上の中から選び抜いた本命
👉ヤンデレ・執着攻めBLをタイプ別に紹介!狂愛・溺愛・嫉妬のおすすめ16作品
ヤンデレと紙一重…愛が重い溺愛攻めBLが気になる人はこちらから!
ヤンデレ攻めの“狂ったような愛”にゾクゾクした人は、きっと「溺愛攻めBL」もハマるはず。
ヤンデレが相手を縛りつけて支配するタイプだとしたら、溺愛攻めは受けをとろけるほど包み込むタイプ。
どちらも「愛が重い」ことに変わりはなく、紙一重の関係なんです。
ヤンデレの狂気とはまた違う、優しくて甘くて、それでもちょっと危ない――
そんな“愛が重い”攻めたちの世界をのぞいてみたくなった人は、ぜひこちらもチェックしてみてください♡
👉【2025年版】攻めが受けを溺愛するBL漫画15選|重い愛・依存・嫉妬…好きすぎて止まらない攻めたち
👉タイプ別で選ぶ溺愛攻めBL漫画15選|甘やかし一途・執着嫉妬・依存・年上包容力まで
ヤンデレ攻めの極端な愛情表現…無理矢理関係を迫るBL作品はこちら
ヤンデレBLでは、愛が重すぎるあまり相手の意志を無視して行動する攻めが登場することもあります。
なかには、相手を無理やり自分のものにしようとする強引な展開が描かれる作品もあります。
そんな、無理矢理・執着愛が描かれるBL漫画が気になる方はこちらの記事もぜひ
逃げられない関係――拘束をテーマにしたBLが気になる方へ
愛が強すぎるヤンデレ攻めは、時に相手を部屋に閉じ込めたり、手足を縛ったりすることも…。
そんな、物理的な「拘束」によって愛を示す過激なシチュエーションBLをまとめた記事もご用意しています。
記事で紹介する作品の中には、拘束されて喜んでる、自ら拘束されることを望んでいるヤンデレ受けも♡
息を呑むような展開に惹かれる方はこちらもぜひ
👉【関連記事】拘束って可哀想だけど萌える…「拘束BL」おすすめ作品集
ヤンデレを文化的、社会的背景から考察
1. 愛情の過剰表現へのカタルシス
普段抑制されがちな感情(嫉妬、執着、依存)がキャラクターを通して爆発的に描かれることで、読者は感情の解放を感じます。
日常生活で感じるフラストレーションや抑圧がヤンデレの激しい愛情表現で浄化される心理!
ある種の感情の代償消費として機能ですね!
2. 日本の伝統的な恋愛観・文化的影響
歴史的に、日本の恋愛文学・演劇(能・歌舞伎など)には「執着」「嫉妬」「悲劇的な愛」が繰り返し登場します。
『源氏物語』など古典文学にも、愛ゆえに狂気に近い情念が描かれていますよね!(学生時代、メッチャ怖かった記憶ある)
現代のヤンデレは、その伝統的「愛の狂気」モチーフの現代版としても位置づけられます。
3. 自己投影と願望の具現化
読者は「自分をこれほどまでに愛してくれる存在」に自己投影したり、「究極の愛の形」に憧れたりするものですよね。
「狂気」までいかなくても、愛されることで満たされたい、認められたいという深層心理の反映。
一方で「過剰な愛情の恐怖」も享受することでスリルと安心感の二重体験を得られます。
ヤンデレBLのタイプ別・心理パターン 攻めがヤンデレ vs 受けがヤンデレ
攻めがヤンデレの心理的パターン&それぞれの作品例
1. 独占欲の強さ
攻めキャラは「自分だけが受けを愛し、受けも自分だけを見てほしい」という独占欲が非常に強い。
そのため、他者の存在(過去の恋人、友人、仕事関係者など)に対して過剰に嫉妬したり…。
嫉妬は時に暴力的、言葉攻め的、監視的になることも!
作品例:「キミがウソをついた」(三ツ矢凡人)…幼馴染で恋人同士の2人。攻めは受けを自分だけのものにしていたくて、受けに嘘をついて家から出られなくしている。受けが外部の人と接触しようとすると、態度が豹変し(普段は優しい)受けを暴行したりする話。
詳しくはこちら👉【キミがウソをついた】ネタバレ、感想 監禁したい攻めと監禁されたい受け お互いが大好きすぎて…
2. 過去のトラウマ・精神的傷
多くの場合、攻めのヤンデレ化には「過去の裏切り」「捨てられた経験」「家族関係の歪み」など精神的傷が絡む模様。
これが「自分だけを見てくれないと死ぬほど辛い」という依存心を形成し、病的な愛情表現に繋がります。
作品例:「兄弟ごっこと処女ビッチ」(理原)…義理の兄である受けのことが好きな攻めは、受けが男性専用風俗で働いていることを突然知り、嫉妬心から彼を犯してしまう。その後も攻めは毎日受けのことを捕まえて襲います。実は受けも攻めのことが好きなので、されるがまま。他の男に渡したくない気持ちが強い攻めは、体だけでも受けを支配しようとする。といった、実は共依存兄弟BL。
詳しくはこちら👉兄弟BL【兄弟ごっこと処女ビッチ】ネタバレ、感想 理原 義兄弟の切ない両片思い
3. 感情の揺れ動きが激しい
ヤンデレ攻めは、普段はデレデレ甘えているが、一度「不安」「恐怖」「嫉妬」が芽生えると、急激に攻撃的・暴走状態に変わる。
この「感情の急激な振れ幅」がヤンデレらしさの醍醐味ですよね!
攻めとしては「自分の感情を抑えきれずに暴走してしまう」ことが多い。私はこのタイプがマジで好き
作品例:「αの花嫁 共鳴恋情」(岩本薫/幸村佳苗)…攻めは運命の番である受けにかなり執着していて、普段は溺愛性質だが受けに拒まれるとプッツンして力づくで犯す攻めです。
詳しくはこちら👉【αの花嫁 共鳴恋情】3巻 ネタバレ、感想 理玖がかなり可哀相な展開に…不憫です
4. 自己犠牲と執着の狭間
ヤンデレ攻めは、しばしば「受けを守りたい」「失いたくない」という強い自己犠牲の気持ちと、同時に「受けを自分のものにしたい」という執着が入り混じります。
「お前を傷つける奴は許さない」タイプの守護者的攻めも多いが、その守護が度を越すと束縛や監禁に発展。
作品例:「発熱バスルーム」(ARUKU)…人生苦しいことばかりの受けを誘拐し自宅のバスルームに監禁し自分以外のものから守ろうとする攻め。でも攻めは受けのことが好きすぎるので受けが嫌がってもエロいことをしまくる。予想がつかない展開になるところが魅力の作品。
詳しくはこちら👉【発熱バスルーム】ネタバレ、感想 ARUKU ヤンデレ監禁男×ほだされ美人 最後はお互い無しでは生きていけなく…。
5. 二面性(表裏のギャップ)
外見や普段の態度は「完璧で優しいリーダー」「クールで落ち着いている」が多いが、内面では強い不安と病みを抱えている。
そのギャップが読者に強烈な魅力を与えます。←マジで好き
作品例:「教室を出たら俺のモノ」(しえろ)…攻めはクラスメイトの受けと恋人同士。普段は目立たない受けが髪型を変えて登校してきた時、その可愛さが他の人にバレてしまい様子がおかしくなる場面がある。
詳しくはこちら👉【教室を出たら俺のモノ】しえろ ネタバレ、感想 溺愛されてる受けを見るのはサウナと同効果
6. 境界線が曖昧になる愛情
ヤンデレ攻めは、愛情表現と暴力・束縛の境界が曖昧。
愛するがゆえに相手を縛り付け、結果的に受けを苦しめてしまう悲劇的なパターンが多い。
作品例:「プリフェクトの箱庭」(左藤さなゆき)…受けにメッチャ執着してるスパダリ先輩が、自分から去ろうとする受けを部屋に監禁して何日も強姦しまくる。(1巻のみ)その後は受けの力でヤンデレから抜け出します。
受けがヤンデレの心理的パターン&それぞれの作品例
1. 愛情への強い依存と不安
ヤンデレ受けは攻めへの依存心が非常に強く、攻めの愛情が揺らぐと強い不安を感じる。
「あなたがいないと生きていけない」という気持ちが根底にあり、離れることへの恐怖が強い。
そのため、攻めの行動に過敏に反応し、しばしば感情が爆発する。
作品例:「可愛いひと。Pure」(御園えりい/高岡ミズミ)…攻めである義理兄(姉の元夫)のことが好きすぎる受けは、攻めが住んでいる地にまで引っ越し、仕事場で酷いことをされても攻めと離れたくなくて我慢したりする。攻めにつれなくされても、雨の降る中攻めの家の前で待ち続けたりもする。健気ですが、見ようによっては執着がスゴイヤンデレ受けです。
詳しくはこちら👉「可愛いひと。Pure」レビュー
2. 自己否定と罪悪感
ヤンデレ受けは自分に自信がなく、「自分は愛される価値がない」と感じていることが多い。
攻めに愛されている自覚があっても、過去のトラウマや自己評価の低さから罪悪感を抱きやすい。
その罪悪感が、攻めの愛情を強く求める行動につながる。
作品例:「溺愛契約」(鳴坂リン)…職を失った元モデルの受けが、会社社長の攻めに拾われ、一緒に住んで溺愛されるお話なんですが、攻めには超売れっ子モデルの元彼がいて…攻めはとても愛してくれるが、受けは自分に自信がなくなり不安になり自分を追い込んだりする自己否定型。ヤンデレってほどでもないけど一応ご紹介です。
詳しくはこちら👉「溺愛契約」レビュー
3. 嫉妬深く、過剰な独占欲
ヤンデレ受けは、攻めの些細な言動や行動にも敏感に反応し、嫉妬や不安を感じやすい。
自分だけを見てほしい、他の誰とも仲良くしないでほしいという独占欲が強くなる。
攻めを試すような言動(駆け引き・感情的なわがまま)も頻出。
4. 感情の激しい揺れ動きと自己破壊的傾向
攻めに拒絶されたり、愛情が感じられなくなると、ヤンデレ受けは極端な感情の落ち込みや錯乱状態になる。
自傷行為や暴走、泣き叫ぶなど自己破壊的な行動に出ることも多い。
こうした行動が攻めの保護本能を刺激し、さらに受けへの依存を深める悪循環。
5. 二面性:表向きの素直さと裏の狂気
普段は無垢で可愛らしい印象を与えるヤンデレ受けだが、内面には狂気じみた独占欲や嫉妬心を秘めている。
そのギャップが読者に強烈なインパクトを与え、「守りたくなる受け」として描かれる。
6. 攻めへの絶対的信頼と愛情
ヤンデレ受けは、どんなに不安定でも攻めに対しては絶対的な愛情と信頼を持つ。
「攻めに愛されたい」「攻めのためなら何でもする」という献身的な一面も強調される。
だからこそ、攻めの言動に一喜一憂しやすい。
7. 境界線の曖昧さ
愛情と執着、依存と自立の境界線があいまいで、自分でもコントロールできない感情に振り回される。
受けのヤンデレは、自分の病みを自覚しつつも、それを抑えきれない葛藤が魅力の一つ。
まとめ:甘くて苦しい、ヤンデレBLの沼は深い
独占欲・執着・共依存
あらゆる形の病み愛が詰まったヤンデレBL作品たち!
是非気になった作品を読んでみてね。
ヤンデレBLとは?
